現在、百日咳が流行しており特に小学生以上の方で多くみられます。
咳が続いている家族や兄姉がいる場合は、乳児との接触を控えるなど、感染拡大を防ぐ意識を持つことが大切です。
百日咳について
乳幼児期に百日咳ワクチン(四種混合ワクチン)を受けておられても、抗体価が低下することにより小学生以降に百日咳にかかってしまいます。
百日咳はひどい咳、咳き込みが長く続きます。熱はないことが多いです。
そして、困ったことにこれらの方から新生児に百日咳が感染することがあります。
新生児期は免疫は十分ではなく、百日咳にかかると非常に危険です。特に生後2カ月未満の児では、無呼吸や脳症を引き起こし重症化することがあります。
乳時期は2カ月からワクチンを接種できますが、それ以前に百日咳にかかることが問題です。
年長児はじめ皆さんがワクチンを受けることで、ご自身や家族、周りの乳児を守ることができます。
百日咳の予防について
※年長児期、11歳から12歳頃に百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)を接種することが効果的です。
※11歳から12歳では二種混合ワクチン(DTワクチン)が定期接種としてありますが、代わりに百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)を任意接種で受けることも可能です。
※大人の方への接種も可能です。大人の方への百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)接種では、接種部位の紅斑、腫脹、疼痛や倦怠感などが強く出る可能性がありますが、ワクチンの効果は証明されています。
※ご家庭や学校での手洗い、マスク着用の施行、咳エチケットの徹底をしましょう。
百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)について
※百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)は任意接種となり3900円です。
※年長児の方はMR二期ワクチンと同時接種も可能です。
自分の健康だけではなく、大切な人たちを守るために、ぜひ百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)を受けましょう。
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